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雑言

骨髄バンクに登録してみた


ネタ要素は少なく笑い所が無いものの、
これを見て「俺もドナー登録してみようか」と一人でも思って頂けたら幸いです。




人の役に立ちたい、社会の為になるような事をしたい。

そうは言っても、億劫だったり面倒だったり。
社会貢献したいという気持ちは有っても、正直、ボランティアとか震災復興手伝いとかは面倒。
そんなF.O.X.にも何か出来る事は無いのか…

と思っていた所、思いついた!

骨髄バンク登録である!!!

骨髄バンクとは…
ご存知の方も多いのでは無いでしょうか。

白血病の人が居ます。その方は、自分のHLA型(白血球の型)と一致するドナー(提供者)を探しています。
もし、骨髄バンクに登録して居る人でHLA型が一致する人が居れば、その方がドナーとなり骨髄を提供します。
その橋渡しをする役目が骨髄バンクです。

ドナー登録をし、もし自分と同じHAL型の白血病の人が希望すれば、骨髄移植により命が助かるのです!
すばらしい事じゃありませんか、人間一人の命を救える可能性があるのです。

しかもHPで調べてみたら、たった15分、しかも無料で登録出来るとの事です!

面倒くさがり屋のF.O.X.でも、ちょっと出かけたついでに15分で登録出来て人命を救える可能性が有る、これ以上簡単ですばらしい「おもいやり」は無いじゃないか、早速登録しよう!
と行って来た次第であります。


そして行って来たのは、仙台駅西口徒歩一分のアエル。
31階立ての、仙台最高層ビルです。



ここの20階に、献血ルーム及び骨髄バンク登録受付が在るとの事。
休みは12/31、1/1の二日のみ。土、日、祝日も開いています。偉い!
同じく人の命に関わる医療機関でも、土日祝日は休み、午後休診という病院が多い中でこの日程は偉い、凄いという一言に尽きるでしょう。


早速エレベーターで20階へ。
入り口右側に体重計が有るのが何故か目に付いた。

受付のおねいさんに
「骨髄バンクに登録したいのですが」
と言うと、
「ではこれを読んで同意してからになります」
と冊子を手渡される。
おねいさんの口調が凄く穏やかで優しく、こちらまで良い気持ちになりました。
やはり、善意で献血やドナー登録に来て居る人に対して失礼の無い様に、との配慮なのでしょうか。

渡されたのはこんな冊子。



椅子に腰掛け、早速読んでみる。
中身は、「骨髄バンクって何?」「個人情報の取り扱い」みたいな基本的な事から始まり、
次第に「実際に骨髄移植をする際、どんな事をするか」まで。

ドナーとして選ばれ、同意して実際に提供を行う場合、
白血病患者さんの選ぶ道は二つ。
一つは有名な「骨髄移植」
もう一つあり、「末梢血管細胞移植」と言うのもあるらしい。
末梢なんとかは知らなかったなあ…

やはりドナーとして結構気になるのは、「どれだけの期間を取られるのか」と言う事がまず一つ。そして「その後痛いとかあるのか」という事が二つ目。

「骨髄移植」の場合は通常2〜3日で退院。
採取傷が痛んだり、発熱などが出る可能性も有るらしいが、通常速やかに回復するらしい。

「末梢血管細胞移植」の場合は原則1泊2日で退院。
一過性の骨痛がある場合も有るらしいが、これも通常速やかに回復するらしい。

かいつまんで言えば、どちらにしても、3日あれば普通の生活に戻れるという事です。


冊子を一通り読んだ読んだので、
「読んで同意しました」
と先ほどの受付のおねいさんに告げると
「ではこちらに記入をお願いします」
と、住所・名前・生年月日などの基本情報から血液型・身長・体重まで書く紙を渡される。
身長は2cmほど上乗せして書いたw
見栄張っても何も特にならないんだけど、なんとなく…w

「あの…最近の体重わからないんですが」
F.O.X.は痩せたり太ったりしないタイプなので、体重を計るという習慣が無いのだ!
「では、入り口の方に体重計がありますのでそれで計って下さい」
最初に目に付いた体重計がここで役立つ事に!
「服の分、1kg引いて記入して下さい」
との事で、キッチリ1kg引いた体重を書く。

そして体重に続く、第二の質問。
「私、医者から処方された薬を常用しているのですが登録は大丈夫でしょうか」
F.O.X.は不眠症などで薬を飲んでいるのだ。
もしこれでダメですとか言われたらどうしよう…ドナー登録、そして社会貢献出来ない…と心配だったのだ。
おねいさん曰く「この後、医師の問診が有るのでその時に話してみてください。」との事。


登録用紙に全てを書き終えると、受付番号札を渡され順番待ち待機。
さて、待ち時間も退屈しない。ここは献血も受け付けているので、ジュース飲み放題、お菓子食べ放題、漫画読み放題なのだ。
普段飲んでいない物が飲みたいなぁと思い、イチゴジュースを持ってくるw

さてここで周りを観察。
献血の順番待ちなのか、終わって体力回復の為ゆっくりとしているのか、
皆大人しく座って雑誌読んだりお菓子を食べたりしている。
ここに居る人全員が、血などを提供して良い事をしている心優しい善人だと思うと結構ホッとするw

一口飲むや否や、すぐに呼ばれる。
血を抜いてくれるのは、これまた優しそうな女性の人。
「両手を見せて下さい〜」
血管が浮き上がって針を刺しやすい方の手を選ぶ為である。
F.O.X.の場合は左手だった。(関係あるかどうか分からないけど、ちなみに右利きです)

しかし、いくつになっても注射ってのは苦手な物で…
ついつい「注射ってやっぱり苦手意識ありますね〜」と弱音を吐く俺。
「そうですね(笑)」と華麗にかわされ、小さな注射器をプスッと刺される
抜かれるのはほんの2ml。
200mlや400mlも抜かれる献血と比べたら屁でも無い量、本当にものの数秒で終わる。

で、針を刺した痕にカットバンみたいな物と包帯を凄い速さで付けられる。
本当に物凄いスピード。非常に手慣れた感じ。

これぞプロの技だなぁ、と感心してしまった。
しかし、包帯まで巻かれるとは思わなかったw
「包帯は30分くらい、絆創膏は2時間で取って下さいね」
時間割こまけぇwww
別々かよw

で、先ほど言った「薬常用」の話をしてみると…
「アレッ、医師の問診の時に言わなかったんですか?」
「問診とか無かったですよ」
「サインだけだったのかな…」
「こういう薬を飲んでいるのですが」
と、お薬手帳を渡す俺。
「では、医師に確認して来ますので少しお待ち頂けますか? 多分問題無いと思うのですが」
「ハイ」
結局問題無く通過。
これのセイで登録出来なかったとかだったら来た意味無かったもんね、
本当に良かった。


そして、最後のプロセス。
受付おねいさんにドナーカードなる物を渡される。

  

「住所が変更になったら、変更の連絡はこの場所では無く骨髄データセンターという、この番号に電話して下さい」
ドナーとして選ばれた場合、まず郵送で連絡が来るとの事なので、住所変更になったら勿論連絡必要だよな…

このドナーカードは、保険証や臓器提供意思表示カードと共にお薬手帳に大事に入れておく事にしよう。



本当に15分ちょっとで終わった!

勿論、まだドナーとして選ばれてはいませんが
登録しただけで非常に良い事をした気分です!

F.O.X.の骨髄バンク登録体験談は以上です。
特にネタや笑い所など無く面白くはありませんでしたが、これを見て
「こんな感じなんだ」「簡単じゃん」と、白血病の人の為に一人でも多くドナー登録して頂ければ幸いです。

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